診療科案内

泌尿器科

科の責任者と概要

診療責任者 大園誠一郎 教授

診療責任者 大園誠一郎 教授

 泌尿器科は、腎臓・腎盂尿管・膀胱・前立腺・尿道・精巣などの尿路・性器系の疾患、ならびに副甲状腺・副腎などの内分泌系の疾患など、幅広い臓器の疾患を、しかも小児期から老年期まで通じて扱う診療科です。また、ほとんどの疾患について、診断から治療まですべてを担当するとともに、治療内容も内科的治療から外科的治療まで、疾患の種類や重症度に応じて多くのオプションがあります。例えば、進行性の泌尿器がんや、腎臓からの尿の産生が低下(腎不全)するような直接生命に影響する重篤な疾患を扱う一方、男性高齢者の前立腺肥大症、女性に多い尿失禁、最近注目されている男性更年期障害、ED、などの生活の質(QOL)を低下させる疾患も泌尿器科で扱います。診療に際しては、患者さんの訴えや症状をまず聞き、そこから原因疾患を導き出し、必要であれば手術療法や薬物療法、ときには食事・生活指導までも行い、さらに治療後は長期間にわたって経過観察を行います。最近の人口の高齢化に伴い、前立腺がんの増加が著しく、その増加率は他臓器がんと比較してわが国でもっとも高いことが報告されております。また、前立腺肥大症や尿失禁などで旅行もままならない方が増加しています。われわれは、2003年より市民公開講座などを通じてそのことを訴えておりますが、今後、医療・社会福祉の面から、泌尿器科医の果たす役割がますます大きくなっていくと考えられます。

診断・検査・治療について

 外来においては、日本泌尿器科学会などの専門医資格を持つベテラン医師の指導下に全ての診察が行われ、さらに専門性に分かれた医師の診察が行われております。また、毎週行われるケース・カンファレンスにて患者さん個別の診断と治療方針について集団討議しております。検査については、大学病院という特色性を生かし、先進的な画像診断装置・特殊診断装置を用いて、精度良く行っております。治療は、患者さんに先進医療を含めた様々な治療法につき十分なインフォームド・コンセントを行った上で、患者さんやご家族の方のご意見を尊重して、どのような方法を行うかを決定しております。

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 ロボット支援下手術(ダヴィンチXi)

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浜松医科大学では静岡県内初導入の米国Intuitive Surgical社製最新機種「da Vinci Xi Surgical System」(ダヴィンチ Xi )を使用したロボット支援下手術を行っております。特に泌尿器科では従来から広く行われているロボット支援下前立腺全摘除術に加え、2016年4月からはロボット支援下腎部分切除術の導入も開始致しました。

※ダヴィンチXiを使用した泌尿器科手術の詳細については泌尿器科外来までお問い合わせください。

主な対象疾患

  1. 泌尿器がん【腎・尿管・膀胱・前立腺・尿道・精巣・陰茎・後腹膜腫瘍】?(ひにょうきがん)
  2. 腎不全外科疾患 【生体腎移植、献腎移植、ブラッドアクセス】(じんふぜんげかしっかん)
  3. 内分泌外科疾患【副腎・副甲状腺の手術療法】(ないぶんぴげかしっかん)
  4. 前立腺肥大症 (ぜんりつせんひだいしょう)
  5. 尿失禁・間質性膀胱炎・過活動膀胱(にょうしっきん・かんしつせいぼうこうえん・かかつどうぼうこう)
  6. 尿路結石症(にょうろけっせきしょう)
  7. 女性骨盤臓器脱(膀胱瘤など)
  8. 男性不妊症(だんせいふにんしょう)
  9. 尿路感染症・性行為感染症(にょうろかんせんしょう・せいこういかんせんしょう)
  10. 男性更年期障害(だんせいこうねんきしょうがい)
  11. 特発性腎出血
  12. 原発性高蓚酸尿症

施設認定

  • 日本泌尿器科学会専門医教育施設

専門医研修について

 浜松医科大学泌尿器科では、静岡県内で活躍したい泌尿器科医の力を求めています。卒後年数・出身大学・研修終了病院は問いません。泌尿器科医局:053-435-2306 または医局長 杉山:taka0311@hama-med.ac.jp までお気軽にお問い合わせください。

・後期研修プログラムについては、各種募集:専門医要請コース を御参照ください。

※※※ 2017年度以降の専門研修をご検討中の先生は、泌尿器科講座へのリンク をご覧ください。