診療科案内

乳腺外科

科の責任者と概要

診療責任者 小倉廣之

診療責任者 小倉廣之

  ? 乳癌をはじめとする乳腺疾患全般にわたる診断/治療を行っております。外来及び検査担当する医師のうち、日本乳癌学会認定の乳腺専門医を3名(小倉廣之、井手佳美、松沼亮一)が取得しております。またマンモグラフィ読影認定医師(A認定4名)、超音波検診医師(A判定1名)で日々の診療を行っております。放射線科とも密接な連携をしながらマンモグラフィに関しては基本的に2名以上で診断にあたっております。

 乳腺疾患の診断は時として困難であり、一施設の診断のみでは適切な判断がつかないことも多々あります。 また乳癌の治療では、手術/放射線療法などの局所治療と、抗癌剤やホルモン剤などを用いた全身療法を組み合わせて治療にあたりますが、それらの組み合わせなど多岐にわたるため、治療法の選択に苦慮する症例も少なくありません。当施設ではそのような際のセカンドオピニオンを積極的に受け入れ、それぞれの患者さんにできるだけ適した診断・治療法をお話させて頂いております。

 アンジェリーナ・ジョリーさんの一件で有名になった遺伝性乳癌卵巣癌症候群の原因遺伝子であるBRCA1/2の検査を開始しました。血縁に乳癌の患者さんがおられる方は遺伝カウンセリング後、検査を受けていただくことが可能です。お問い合わせは浜松医科大学医学部附属病院 乳腺外科外来 053-435-2641

 外科医だけでなく、放射線診断医や病理医、薬剤師、超音波検査技師、看護師などとのカンファランスを定期的に開催しており、その場で術前・術後の治療方針の決定するなどチーム医療にも積極的に取り組んでおります。

診断・検査・治療について

?診断に関しては乳腺超音波検査、マンモグラフィ検査をルーチンに行っており、基本的には二人以上の医師によるダブルチェックを行っております。必要時には穿刺吸引細胞診や針生検検査などを積極的に行いより正確な診断を心がけております。また、当科ではX線検査の診断にあたって、放射線科と協力しマンモグラフィ読影医師(A認定)が2名以上で診断し、より正確に診断すること心がけております。乳頭分泌症例に対しては、径0.8mmのファイバーを用いた乳管内視鏡を用いて、乳管内病変に直接アプローチして精度の高い診断をするようにしております。

?手術に関しては乳房温存手術を基本としていますが、進行度によっては、手術前に化学療法を行った上での温存手術を目指す治療法もあります。

なお、化学療法に関しては、外来化学療法センターを利用した外来通院化学療法を平成17年5月から始め、現在では乳腺外科で月のべ70名以上の方がセンターを利用されております。

〔得意とする診断治療〕

  • センチネルリンパ節生検を用いた腋窩郭清省略による低浸襲治療
  • 乳管内視鏡

主な対象疾患

  1. 乳腺悪性腫瘍
  2. その他の乳腺疾患(乳腺症、のう胞など)

施設認定

  • 日本外科学会認定施設
  • 日本乳癌学会認定施設