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地域医療学講座 (寄附講座)

特任教授  山岡 泰治

●本講座は、中部電力株式会社による寄附講座です。

●静岡県では安全・安心な地域を形成するために、東海地震などの集団災害に備えた対策を行政、住民などが一体となって進めています。しかし、対策を実行する上で重要な役割を担う医療の実態は、人口10万人あたりの医師数が静岡県は全国平均に比べて少なく、さらに二次保健医療圏別にみると中東遠および志太榛原の両医療圏は全国平均の6割~7割程度であるなど、医師不足そして医師の地域偏在が深刻になっています。医療面からの集団災害への対応は、平常時において各病院が正常に機能していることが前提条件となるものです。集団災害発生時に迅速かつ適切に医療体制を機能させるためには、病院の運営を通常時から安定的なものとすることが欠かせません。そこで当講座は、静岡県内でも特に医師不足対策の重要性・緊急性が高いこの二つの二次医療圏を対象地域として、下記の研究活動を進めています。

●設置期間:2007年10月1日 ~ 2019年3月31日


●活動内容

 (1)集団災害医療(特に緊急被ばく医療)に関する人材の育成

  • 緊急被ばく医療を専門とする医師、看護師等の医療人を育成します。


 (2)中東遠および志太榛原の両医療圏の病院運営の安定化に向けた人材の育成

  • 行政単位を越えて両医療圏における通常の医療サービスが健全に機能するための連携体制を検討します。
  • 医師不足対策として、浜松医科大学卒業生の県内定着率を高めることを目標とする医学部生対象の教育プログラム「地域医療を志向する優れた医師の養成」に取り組んでいきます。
  • "いつでも、どこでも、誰でも最善の医療サービスを受けられる体制の実現を目指して"をテーマに、地域住民を対象とするシンポジウムや病院職員を対象とするセミナーを開催し、地域医療を守り、支える活動の輪を拡げていきます。

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