静岡リウマチネットワーク
 

『新聞の投稿欄から』 〜ハッピーニュースキャンペーン〜

平成20年のある日、いつものように新聞を読んでいると、投稿欄の一つの記事が目に留まりました。それは中学生の女の子からで、リウマチを患っているお母さんの姿が10代の純粋な目を通して描かれていました。関節の痛みや変形のせいか炊事や洗濯がとても大変なのに、一生懸命働いてくれている自慢のお母さんだと書いてありました。お母さんが女の子の手を見て、「きれいな手だね」と言われると辛くてたまらないとも書いてありました。その子は、そんなお母さんが少しでも楽になるように、お手伝いをしていきたいと結んでありました。私は、子が親を思う気持ちに心を打たれると同時に、リウマチという病気は患者さんだけでなく、その周りの多くの人たちにも大きな影響を与える病気である事を痛感しました。患者さん一人一人に、診察室での短い会話からは想像できないさまざまなドラマがあると思いました。リウマチなどの慢性病に悩んでいる患者さんを一人でも多く、その悩みから解放するために活動していきたいと改めて思いました。
            (浜松医科大学第三内科 小川法良)

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