静岡リウマチネットワーク
 

平成28年度総会・第2回市民公開講座が終了しました

静岡リウマチネットワークの「平成28年度総会・第2回市民公開講座」をJR静岡駅前の静岡音楽館AOI7階講堂にて開催しました。お天気もよく、この時期にしては少々暖かい良い日となりました。
このため大変多くの参加者があり、予め配布した質問用紙が好評で、すべての質問に答えることができないほどでした。総会では、まず一年間の活動実績と会計報告を行い、その後浜松医科大学整形外科の鳥養栄治先生に「静岡リウマチネットワーク患者向けアンケート(2015年)結果報告」をしていただきました。鳥養先生の調査では、静岡県のリウマチ患者さんのリウマチに対する意識が確実に向上しており、それには我々のネットワーク活動の意義が大きいという結果であり、多いに勇気づけられました。
市民公開講座では、まず静岡曲金クリニックの真砂玲治先生による「リウマチ診療における開業医の役割」と題した講演がありました。静岡市内のリウマチ診療の現状や診療ガイドラインに基づく治療の重要性、治療成績や副作用などについてとても詳しいお話を聞くことができました。
引き続いて、草薙整形外科クリニックの桃原茂樹先生による「リウマチとともに過ごす〜リウマチの最新の話題と日常生活の注意点〜」と題した講演がありました。桃原先生は本ネットワークの新会員および幹事であり、東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター教授を退職されてからも慶応義塾大学特任教授と女子医大の非常勤講師を務めておられる大変多忙な先生であります。
桃原先生のお話は、ユーモアを交えた大変面白い御講演であり、内容的にも多くの患者さんが困っていらっしゃると思われる食事やストレス、生活習慣などについてどうすべきか最新の報告を引用してお話しいただきました。専門の整形外科的手術や内科的治療についてのお話も含まれており、1時間があっという間に過ぎてしまいました。
講師の先生方、ネットワーク事務局の皆さん、共催のファイザー製薬の皆さん、大変ありがとうございました。

添付ファイル

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